自分にアトピーがあることは子供のことからわかっていました。
夏になるとあせものような湿疹が膝やひじの内側にできました。
もっとも当時は、それがアトピーだということはわからなかったのですが。
それでも、祖母が
「あんたは牛乳や乳製品はダメなんだよ!」
と繰り返し言っていたので、それがアレルギーであることがだんだんわかってきました。

小学校5年生のころでしょうか。
気がつくと体のは全体がカサカサになり、粉を吹き始めました。
そうこうしていると、かゆみが発生し、かきむしるようになり、体には無数のひっかき傷ができました。
服には血がつくようになり、私は学校に行くたびに人の視線を気にするようになりました。
そして、だんだんと周りは自分をさけるようになり(少なくともそう思えた)、学校にいくことがつらくなってきました。
気温が変化すると、かゆみは増します。
それに対して、何もしなかったかと言うとそうではありません。
両親は気にしつつ、ステロイドはよくない、なるべく自然に近いもので直そうとしました。
夏はカーマイローション(あせものときにつかうもの)や、父親が手作りでつくってくれた薬を塗ってくれるようになり、それでも私はかきむしり、症状はどんどんひどくなりました。
時期に治るものだとおもっていた私は、カサツキが嫌で、お風呂に入ることで一瞬肌の乾燥がなくなることが救いでした。でも、お風呂で温まることはかゆみを増すことでした。
肌はかさかさからガサガサになってきます。ガサガサになると体毛が抜けやすくなります。眉毛が抜け、外見についてもどんどん耐え難い気持ちになってきます。
中学への入学のころ、私の心は、新しい環境に入るというわずかなうきうきと、不安が入り混じっていました。


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