アトピー性皮膚炎は、その原因は定かではありませんが、ほこりやダニ、外部の刺激、遺伝子要因など、なんらかの理由で皮膚の刺激に対するバリアが壊れ、アレルギー物質や刺激が体内や血管内に入り、それに対する反応や炎症がでる症状だと言われています。

(独立行政法人 環境再生保全機構パンフレットより)
アレルギーという意味では、喘息もある意味同じカテゴリー。
中学時代に私が学び、選んだのは、まずは外部からの刺激を一旦抑え、その間に皮膚の炎症を抑えられないか、ということでした。
私が、日赤の皮膚科で投薬されたリンデロンというのは、ステロイド剤の中では5段階の中で2番目に強い群に属するものでした。
私は、医師に、まずはなんとか炎症を抑えたいんだと強く訴えました。
意思は、なるべく顔には使わないように・・・と言いました。
ですが、人と接する中で、もっともストレスを感じていたのは”顔”でした。
なので、顔にも積極的に塗りました。
ステロイド剤は、使いすぎたり、長期にわたり使い続けると、毛細血管などに影響を及ぼすため、目の周りなど皮膚の薄いところには特に使わないようにとされているのです。
ですが、私は考えました。
めちゃくちゃ、危険なもの、すぐに副作用が現れるようなものであれば、そんな簡単に処方されないはず、と。
ただ、これはあくまで体験談ですので、みなさんが軟膏などの処方を受ける場合は、患部やひどさに応じた処方を受けてください。私の場合は、自分で調べた薬がきっとたまたまあっただけだと思います。
私は、前回お話したように、フルコートFという市販薬(ステロイド剤)を使っていました。
なぜ、効果に差が出たのか。
私には、理由がわかりました。
1つは落ち着きやすい時期にはいっていたのかもしれないこと。これは仮説ですので、明確にはわかりません。
で、もう一つは塗布量です。
私は、リンデロンをかなりふんだんに使いました。副作用のことはあるけれど、相当量たっぷり塗り続けなければ、効果は薄いと。これは最近、ある博士の書かれた文章でもおなじようなことが言われていました。
また少量ずつ塗り込んでも、衣服と肌がこすれることにより、かゆみはすぐにひどくなります。
ですので、とくにひどい患部にはそうとうたっぷり塗り、こすらないようにガーゼをあて、ひっかかないように寝間着の袖口を縛り、手には手袋をしました。
学校に行くときは、ガーゼも外します。これ以上いじめを受けたくなかったからです。
一か月たち、症状は劇的に改善しました。
外見が少し改善されると、精神的なストレスは全然違いました。
それは、同級生の反応にも少しずつ現れました。
ちなみに、大人になった今でも、時々アトピーの症状が少しでることがあります。私は、常にアンテドラッグステロイドの軟膏を所持しています。
アンテドラッグステロイドというのは、皮膚表面では効果があり、体内に入ると低活性になるとされるステロイド剤で、比較的緩い薬に分類されます。
症状が出ると、まよわず厚めに塗ります。
そうすることで症状は短い期間で収まり、あとは別の方法(食事やその他の方:あらためてお話しますね)で対策しています。
中学時代、死にたくなるほど、悩まされたアトピーですが、自分で探したリンデロンの塗布により、一時期のようなことはなくなりました。
ですが、まだまだ一度アトピーに侵された体には、乗り越えなければならないものがありました。


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