中学3年の夏にアトピーをある程度コントロールする術を手に入れた私は、その後、勉強にも集中することができ、志望校に無事合格することができました。
中学1~2年はアトピーの気持ち悪さから相当ひどいいじめにあっていた私としては、高校に進学することは、何かが大きく変わるきっかけになるのではないかと期待を抱いていました。
でも、その高校には同じ中学からの進学者がいるのです。
私は、すぐにそんなに急にはかわらない、と少し落ち込みました。
でも、中学3年の夏過ぎからアトピーの症状改善もあり、少しだけ前向きな気持ちを持てるようになっていました。
そして、なんとしてもいい時間を過ごしたい、と心から願いました。
私は、アトピーのもっともつらい時期を過ごし、太陽に体を当て、刺激をあえて受け入れてきったのだと、言い聞かせました。
同時に、まだ自分の中にある弱さ、引っ込み思案、人の目線を気にしてしまうこと、そんな部分をなんとか変えたいと、心の中で何度も思いました。
今思えば、小学校高学年から中学2年のアトピーにもっとも苦しんだ期間、症状をなかなか緩和させられなかったために、私は人前にでることもいやになり、人目を本当に気にする「自身のない子」になっていました。
私は、それをなんとか変えたかったのです。
私は、強くなろうと思いました。
もっともっと刺激を与え、身体も心もつよくなり、ちょっとしたことには動じない、そんなメンタルタフネス、フィジカルタフネスを身につけなければならないと思いました。
その高校には、ラグビー部がありました。進学校でもありましたが、ラグビーでも県では1、2を争うくらい強いとのことでした。
野球などを通じて、それほど強いチームにいたことのない私にはピンときませんでしたが、ただ、強くなりたい、逃げ回る自分と決別したい、それだけの思いで、ラグビー部に入部しました。
ただ走り、ぶつかり、自分の責任を実感し、逃げたことがなによりもわかってしまう。自らのプライドとチームのプライドが1つになったもの、それがラグビーでした。
練習に参加した直後、またアトピーの発疹がでました。
それでも軟膏を塗り、気づかないふりをして、太陽の下でただ練習しました。
格好つける自分に気づき、逃げだそうとする自分に気づき、自分に対峙し、練習しました。
するとどうでしょうか・・・。
アトピーの症状が全くでなかったとは言いません。むしろ帯状疱疹がでたこともあります。帯状疱疹は中学1年のころ、アトピーに加えて顔面に症状があらわれ、それは気味悪がられたとてもおぞましい記憶でもありました。
私は帯状疱疹についても勉強し、薬局で手に入れらる薬を次々試し、太陽にさらし、なんどか症状がでるも、やがて克服しました。
高校時代を通じ、私の思い出はラグビーに打ち込んだ時間となりました。
アトピーはほぼコントロールできるようになりました。
もっとも、そのころは、まだ副作用の強いと言われるリンデロン軟膏を常用使用していました。使用料は状況をみてかなり減らしていました。
どうして、アトピーをこの時代コントロールできたか。
おそらく、リンデロン軟膏(ステロイド剤)があったことともに、体力を使い、エネルギーを使い果たす生活をしていたこと、太陽により積極的にあたっていたこと、そして何より身体を鍛えたこと、精神的にとてもタフになったこと、だろうと思います。
アトピーについては、ただ、その後大人になって全く無縁になったわけではありません。むしろひどくなった時期もありますし、今もある程度症状がでることがあります。
今はリンデロンではなく効果も副作用も小さいと言われるアンテドラッグステロイドを必要に応じて使っています。
そして、口に入れるもの、栄養素、体調管理を学び、さまざまなアイテムを使っています。
加えて高校時代やその後に自ら学び体得した心の保ち方、メンタルコントロール、心理学などを用いて、アトピーやアレルギー(花粉症などもあります)については高校時代よりもコントロールでき、ほぼ不自由のない生活を送っています。
一方、私は高校時代に体力を鍛え、タフな精神を手に入れましたが、高校3年の秋に、右ひざにじん帯3本断裂&変形性関節炎という大けがを負いました。
今は、その変形性関節炎の症状とも向き合いながら生活しています。
以上が、幼少期から大人になるまでの私のアトピーやアレルギーとの戦いです。
アレルギーとの戦いはある程度落ち着きましたが、かといってアレルギーに反応しない体になり切っているわけではありません。アレルゲンはあります。
今は、症状を初期に素直に受け止め、動揺せず、対処、治療できるようにしているのと、それが極力症状として出ないように、日々体質の改善を行っているのです。
アトピーは長い戦いであり、共存、共生しなければならないことをある程度覚悟しています。ですが、今は、先に述べたように、さまざまな工夫をして、日々笑い、楽しめる生活を送っています。
ここからは、アトピーやアレルギーのコントロールのために、さまざまにしている工夫や取り入れているもの、使っているアイテムをご紹介しつつ、その効果や感想を書いていきたいと思います。
そして、変形性関節炎との向き合い方、対処の仕方もあわせてご紹介していければと思います。
私は日々仕事のなかでこうしたことを発信したり、同じような悩みを抱えている大人や子ども、多くの方にお話しする中で、とても役に立った、もっとネットで皆に伝えたらいいのに、との声をいただいてホームページを作ることにしました。
作る中では、たくさんの知らないことに出逢いましたが、先人の知恵をおかえりしてWeb作成や動画作成を楽しくできるようになりました。まだまだ十分なものではないかもしれませんが、そうしたことも楽しくお伝えして、誰かの役に立つのならとてもうれしく思います。


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