汗や刺激でかゆくなるのなら・・・

アレルギー

私が中学3年のころに下した決断。

それは、汗や刺激でかゆみをもってしまうこの状況を根本的に変えなければならないということでした。

 

たしかに軟膏を塗れば、ある程度すればアトピーによる湿疹はおさまってくるようになっていました。

それでも、ひとた発疹すると、それは関節の内側、皮膚の薄いところだけでなく、全身に出ました。

 

それはかゆみをもたらすという苦しみと同時に赤くただれ、なにより、小学校後半からひどくなり、小6から中学2年の終わりまで苦しみ、虐げられ、いじめられ、姉にすら虐待した記憶を呼び起こしました。

リンデロン軟膏という強みを知っていたので、冷静になればそんなことはないと思えるのですが、それでも再びあのときと同じ死にたくなる時間を過ごさないといけないのか、と夢に見るのです。

 

私は根本的に変えたいと思いました。

 

根本的に変える、汗に、刺激に強くなる・・・。

そんな肌にしないといけないと考えました。

 

そのために、汗を生み出す原因、暑さに耐える肌になればいいのではないかと思いました。もっと強い刺激に慣れ、耐えられるようになれば、汗をかいても大丈夫な肌になればいいのではないか・・・。

 

私は団地のベランダにデッキチェアを持ち出しました。

 

そして、シャツを脱ぎ、太陽のもとに肌をさらしました。

そして、念仏のように唱えました。

「大丈夫、大丈夫、私の肌は強い、強い・・・」

 

最初のうち、やはり発疹が起きました。

でも、私はかまわず続けました。

一度に行うと刺激が強すぎてダメだと思い、毎日、少しずつ太陽に肌をあえてあてる時間を増やしました。

 

紫外線は、あてすぎると肌の組織を壊します。(だからさんオイルがあるのですけれど)

ですが、一定時間ならば殺菌作用だってある。

私はそんなことを本で学びました。

 

毎日毎日、それはひと夏に及びました。

実感は最初の発疹がおさまって(目立たなくなって)すぐに感じました。

 

汗をかいても、かゆく感じなくなったのです。

私は妙な確信を感じていました。

 

それ以降、汗をかいても、さほどかゆみを感じないような感覚がありました。

そしてかゆいな、と思った時、私は目を閉じて、この夏のトレーニングを思い出しながら「大丈夫、大丈夫、私の肌は強い」と唱えました。

 

不思議なものです。

ですが、不思議と効き目はありました。そして日に焼けたこともあり、少し発疹ができてもそれほど目立たなくなりました。

体中に発疹が一気に広がることが、ほぼなくなりました。

 

私は、肌をあえて刺激にさらすことで、太陽と、暑さを味方につけることに成功したのです。

私は、あえて乳製品もたくさんとりました。

そのころには、乳製品をとっても、特段肌に変化は現れませんでした。

 

 

このように書くと、太陽にあてれば誰でも肌が強くなるように思われるかもしれませんが、それは状況によるのかもしれません。刺激、アレルギーのある物質にあえて触れることが必ずしも安全ではないかもしれません。

 

蕎麦アレルギーや甲殻類のアレルギーだと、ひどい場合には死に至る例もあると言います。

 

 

でも、私は中学3年の時、考え、決めたのです。

すでに、何度も死にたいと思うことを経験していました。

だから、これ以上嫌な状況はないと思っていました。

それほどのアトピーがひどくなった時の精神状態はつらい。

 

ただ、人が生きていく限り、刺激にはふれざるを得ず、太陽にもあたり、汗もかくのです。あらゆるアレルギー物質や刺激を避けながら生きていくことも、それなりにできるのかもしれません。

でも、それって、人生なのでしょうか。

これから何年も生きていかざるを得ないと思った時、このつらい状況を脱出するために、私はあえて刺激やアレルギーと共存、共生する道を選ぼうと思いました。

 

ちなみに、この中学3年の夏である程度刺激やアトピーをコントロールできるようになったのですが、それで完全に終わりではありませんでした。

そこで、私は高校入学と同時にさらなる決断をすることになります。

 

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました