アトピーは、リンデロン(軟膏)の投与により一時的にかなりおさまったのですが、それでも刺激は大敵でした。
とくに困るのが汗。。。
汗がでるとき、肌は刺激を受けます。
汗に脂はふくまれないのだそうですが、塩分は含まれます。
これが肌に長時間残ると刺激となるのです。
だから、運動をしたまま、もしくは汗をかいたまま、そのままの服でいることはとても危険なことでした。
かといって、なかなか着替えられないときもありますし、汗をふくことすらできない場面があります。
学校で泊まりに行くとき、なかなか着替えられない、湿疹がひどくなってはずかしくてお風呂に入れないときなどは最悪です。
汗をかいた状態でいると、かゆみがひどくなる、湿疹がひどくなるという思いが、着替えられないときや汗を拭けない時のイライラと焦りを生みます。
高校までは滋賀県にいたのですが、滋賀県は琵琶湖もあって、湿気がとくにすごいのです。
そして、この湿気が、暑さを余計に感じさせ、汗を出させます。
そうなると、かゆい感じがとまらない。
リンデロンを塗っている場合ではないのです。
リンデロンは、肌の崩壊したバリアを修復してくれますが、かゆみはそれを待ってくれない。
そうするとかきむしってしまい、肌の表面のバリアがどうこういうまえに、肌がやられてしまいます。
母がとった方法は、あせも対策につかうパウダーローションでした。
たしかに、ある程度効きます。
でも、効かないときのほうが多い。
そこで、私が使った方法は、
「ともかく冷やす」
でした。
クーラーにくっつき、冷たいガラスにくっつきました。
扇風機をがんがん、あてました。
これは普通に考えて、身体にはよくないことなのだろうと思います。
実際、母もそう言いました。
ですが、これは肌のバリアを修復するのと同じ考えでした。
まずは刺激を止めるのです。
そうして心身ともに、まずは自分を落ち着けないといけない。
そうしないと、発疹はとまりません。
発疹というものは、おそらく物理的な刺激によっても発生、拡大しますが、精神的な爆発でも発生、拡大します。
蕁麻疹などもそうではないでしょうか?
そうして、まずは自分の精神的、肉体的状況をコントロール下におかなければなりません。
ときどきは爆発的な湿疹がひどくなるシーンもありますが、リンデロンの効果もあり、アトピーは少しずつましになってきました。
それでも、ときどき、爆発的にしんどい状況になることがある。
一度爆発的にひどくなると、しばらく発疹はつづきます。そうすると気持ちが滅入ります。
「このままではいけない・・・」
中学3年になろうかというころ、ある日、私は、決心しました。


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